気になる症状があれば、まずご来院されることをおすすめします。特に便潜血などが出ている場合には、大きな病気の可能性もあります。
大腸カメラの検査自体は30分もかからないですし、痛みを伴うものでもありません。健康診断などで「要検査」という診断を受けた方、また上記のような症状がある方が、そのままにしておいて良いことはありません。どうぞ早めにご来院いただければと思います。
このような方は、一度大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。
肛門から内視鏡を挿入し、大腸炎やポリープ、癌などの病変を見つけるために大腸全体を詳しく観察します。
日本人の死因の第一位は“がん”です。さらに大腸癌は近年増加してきており、女性の癌死因の第一位は大腸癌です。
大腸癌の多くは、良性の大腸ポリープの一部が悪性化して発生することがわかっています。早期発見には大腸癌検診として「便潜血検査」があり、便潜血検査で陽性の場合は「大腸カメラ」を行うことが推奨されます。また慢性的な便秘、下痢などの便通異常の症状があれば「大腸カメラ」の適応となります。
下部内視鏡検査とは、下部内視鏡を肛門から挿入し、内部の状態を詳細に調べる検査のことです。
当院では、下記の流れに沿って検査を行っていきます。
大腸鏡検査に際してリスクがないか問診します。「検査同意書」にサインをいただき、大腸カメラ検査の予約をいれていただきます。このとき、検査用の下剤を処方します。
前日夜および当日朝から大腸(消化管)をきれいにするために、下剤を飲んでいただきます。
※数日前から下剤を飲む場合もあります。
1. ご希望の方には鎮静剤を投与(注射)
2. 点滴をしながら左側を下にしてベッドに横になり、検査開始
3. 内視鏡を肛門から挿入
4. モニターに映る大腸の内部を、医師が隅々まで観察
5. 数十分ほどで検査が終了
6. 休憩していただいた後、結果説明と注意事項の説明
ポリープが見つかった場合、当院ではポリープ切除は行っておりません。ポリープ切除の必要がある場合には、患者さまのご希望に合わせて病院をご紹介しております。
なお、その後のフォローは疾患によっても異なります。そのまま大学病院などでフォローする場合もあれば、当院で経過観察をする場合もあります。
生検などしない場合 | 7,000円程度(3割負担の場合) |
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生検などの処置を行った場合など | 11,000~18000円程度(3割負担の場合) |
使用する薬剤によっても金額は変わります。
気になる症状があれば、まずご来院されることをおすすめします。特に便潜血などが出ている場合には、大きな病気の可能性もあります。
大腸カメラの検査自体は30分もかからないですし、痛みを伴うものでもありません。健康診断などで「要検査」という診断を受けた方、また上記のような症状がある方が、そのままにしておいて良いことはありません。どうぞ早めにご来院いただければと思います。